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デザイン事務所だったプリントアートが今なぜ万華鏡なのか？

それは万華鏡に感動し、癒され、涙して感謝してくれる人達がいたからです。
当社の第5回目の個展の時でした。

来場される方を喜ばそうと高さ90cmのスタンド式の大きな万華鏡を展示したところ、「私の望んでいたのはこれ――！」と大声を出したご婦人がおりました。事情を聞くとその方は緑内障で、「目が見えなくなる前にきれいなものをいっぱい見ておきたいけど、小さな万華鏡だと私はもう見えないの。これだったら見えるもの。」と涙しながら「ありがとう」と感謝されました。その時から「両目で見られる万華鏡」に固守するようになったのです。
その後、車イスの方にも楽に見て頂けるようにとさらに大きな万華鏡を作りました。そこにはまた大きな感動が待っていました。プリントアートは、プリントアートにしかない癒される万華鏡（ヒーリングスコープ）をこれからも作り続けてまいります。


国際万華鏡協会の第1回公募作品展で、レザークラフトで作った外装の「斜塔」という作品で最優秀賞を受賞しました。当方のクラフト技術がここにも生かされている成果と思います。


今、なぜ「万華鏡」なのか。
万華鏡を見て「ほぉ～」と言っているまさにその瞬間、脳が光と色に刺激されて活性化します。
感動とは心が動くこと＝脳が動くこと。さらに万華鏡が与える美しいイメージがリラックス効果を発揮して脳に新しい活力を与えてくれることが学術的にも証明されています。まさにアートの域を超えた、玩具療法といえます。
見た瞬間に「わぁ～！」と笑顔の出る玩具は他にありません。セラピー効果のある両目で見る万華鏡「ヒーリングスコープ」がもっと多くの方々の心を癒し、脳神経に刺激を与えるものとして広まることを望んでおります。

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